火照っていますめぐり来て柚子こしょう

京都から帰るなり待ってましたとオットセイが、淋しかったのかと思いきやそうでもないらしい。

「友達から柚子こしょうを頼まれたんやが、作ってくれんか」
赤いたかの爪を600g、まだ青いたかの爪を1kg、なんとうれしい事に柚子は庭先のを沢山いただき、トマトまでおまけについてきた。
「頑張ろうじゃないの、任せて、頼まれた以上こういうものは早いに限るわよ」
大きなことを言って始めた柚子こしょう・・・。毎年沢山作って顔や手がたかの爪の辛味に噛まれて泣いているくせに、今年も懲りずに又しても柚子こしょう作り・・・顔が火照る火照るのなんのって!

柚子こしょう(青と赤別々に一度に500g単位出来上がります)
先ずは小瓶を煮沸しておく。
たかに爪100gのヘタをとる。
柚子5〜6個の皮をむく。コレが手間のかかること。

柚子の皮とたかの爪をフードプロセッサーでブイーン。つぶすだけつぶしておく。
酒大匙1〜2を入れ塩20gを入れてまたしてもブイーン。
そして出来上がり。小瓶に詰めて蓋を熱湯に漬けキッチリ〆る。
3ヶ月ほど寝かしておくと熟成しておいしいものが出来ます。

早速出来たてを銀行のあたりで待ち合わせてお渡してご機嫌のオットセイです。