白板昆布貰ったお礼サバの寿司

先日、クラス会忘年会で飲んで酔って帰ってきたオットセイが、
「お土産だよん、昆布屋してる○○やんがくれた、白板昆布やて」
その白板昆布を使ってサバ寿司を作りました。
明日は作って食べる会の「家なき子」状態の彼は、昆布屋へお礼に伺い、昆布談議でもしてくるそうです。このサバの寿司を持参で。
活けのサバは昨日から準備、暮れの事で値上がりして、鯛かと疑うほどでしたが、三枚に下ろして、たっぷりの塩を振って3時間。サバを洗ってつかるほどの酢と隠れるくらいの昆布と少しの醤油と少しの砂糖で1日漬けました。
和歌山の熊野古道で秋刀魚寿司用にと買い込んだ押し寿司の木型で。
板昆布、骨を抜いて開いたサバ、軽く握っておいたすし飯を入れて押えました。
すしは大好き、特にこれは母を思い出す味・・・台所の板の間にちょこんと座って沢山の寿司をこしらえていた母がいとおしくて。
白板昆布は、すし酢を少し多めにこしらえて、大匙2に半カップの水の中で茹でました。実はすし酢に漬けておけば柔らかくなる物だと、しばらく待ってみたのですが、噛み切れなくて、少し火を入れるだけで柔らかくなったのでした。
肉厚でかじるとおいしい白板昆布、技術がいるこのすき昆布は足と手を器用に使って仕上げるそうで、72歳の彼の自慢の一品だそうです。
有難う、ご馳走様でした。