春も立ち治部煮じぶじぶ加賀の味

古い古いレシピメモのボロボロノート、ふと取り出した3ページ、
娘たちがまだ幼いころから作り続けている治部煮が目に留まりました。
折しも、友人からタケノコの大きな瓶詰をいただいていたので、これだと決めました。
加賀ではお正月には必ずつくられる郷土料理なのですが、必ず入っているすだれ麩なるものが手に入らなくって、我が家流に高野豆腐で代用しています。
季節により材料を替えて楽しんでいます。他に小芋なども入れます。

治部煮
鶏肉または合鴨(食べやすく切って片栗粉をまぶしておく)200g、
生シイタケ4枚、
高野豆腐(戻さないでそのまま食べやすく切っておく)1枚、
茹で筍小1/本、
ほうれん草(茹でる)適宜、わさび適宜、
出し汁3カップ、ミリン大匙3、醤油大匙2、酒大匙1(味はその時々で変わりますが今日はこんな感じ)
・沸騰した調味料に材料を鶏肉から入れていく。
・12〜3分煮たらできあがり。
お皿に盛り、ほうれん草とわさびを添える。

友人からグレを2匹頂き、またしても鱗と格闘、1匹は、皮ごと湯引きにして美味しさを堪能しました。
もう1匹は、空揚げにして南蛮酢に漬けこみました。