誕生日彼の好みの野菜天

バタバタと落ち着かない日だった。
朝から、オットセイの誕生日に姑がいつも作っていて、私が引き継いだ「おはぎ」作り。
里の兄から届けられた丹波栗の栗の渋皮煮。
オットセイの希望で栗ご飯用の栗の渋皮取りにも手間取る。
そして、てんぷらのつゆ用の出汁を取り、天麩羅の下ごしらえと狭い台所を右往左往。
バタバタしている所へ、オットセイが仲間とともに出かけたハーベストの丘へ、「忘れ物をしたから持って来て欲しい」と携帯が入り、「私は色々大変なんだから、どうにか出来ないの」とやんわりいったら、「じゃ、いいから・・・」と塩らしく切ったので。返って気にかかり、誕生日だし、後で後悔するような事になったら・・・と考えるといても立っても居られず火の始末だけして、あわてて持ってバス15分をとんで行く。
昼を一緒にピザを食べ、ビールを飲み、全ておごってもらいああ来てよかった。
帰り着いて、又おはぎの仕上げ。
渋皮煮のアク取りと煮込み。
透析をしている友や近所におはぎの配達。
そして彼とハッピーバースデー。

栗ご飯を撮るのを忘れた。